8月27、28日の2日間東温市消防署の消防士の方を講師にお招きして、職員対象の救命講習会を行いました。
今回の講習会では、もし目の前に人が倒れていて呼吸や意識がなかった場合に救急車が到着するまでに間に必要な緊急対応の仕方を学びました。
参加した職員はグループにわかれ、一人ずつ順に訓練人形を使って、胸部圧迫法や人工呼吸法、AEDの使用を実際に体験しました。胸部圧迫は強く、早く、絶え間なくを意識して行うことが大切で、参加者は「いち、に、さん・・・。」と数を数えながらしっかりと腕に気持ちと力を集中させて動作を行いました。思った以上に体力を消耗し、途中から体験者の息はあがり、額からじんわり汗が流れ出ていました。人口呼吸を行う時には、気道確保の状態を確かめ、息を力強く吹き込みました。
その後AEDの操作体験では機器のしくみやパットの貼り方やボタン操作を学びAEDを使用することへの不安が解消しました。
今回のような訓練を通して、いざその状況に遭遇した場合に一人一人が何をしないといけないかを理解することができました。突然訪れる状況でも周りと協力しながら焦らず救命活動を行っていけるように日頃から職員同士で意識をしっかり持っておきたいと思います。