3月3日と10日に高知県立大学助教授の田中眞希先生を講師にお迎えし、「ノーリフティングケアとは何か」について講演していただきました。
(「ノーリフティングケア」とは簡単に言うと「かかえ上げない介護」のこと。)
高知県内の事例や海外の状況等の説明を交えながら、分かりやすく教えていただきました。
ノーリフティングケアは、職員の腰痛予防対策のために介護機器を使うことだけに留まらず、介護職員がその専門性を発揮していきいきと働ける職場環境づくりの一環として位置づけられるし、利用者のニーズに基づいてケアの質を安全に高めるための手段の一つでもあるとのお話でした。
「ノーリフティングケア」という考え方それ自体を目的にするのではなく、職員自身の安全管理及び利用者さんによりよいサービスを行うことへの手段として考えていきたいです。
これからも新しい考えや技術、機器が増えていく中、よりよいサービスのために、研修していけたらと思います。