3月24日今年で5回目を迎える清愛園劇団の演劇が行われました。職員がご利用者さんに演劇をより身近に感じて楽しんで頂こうと毎回名演技?を披露しておりますが、今年は童話でおなじみの「ブレーメンの音楽隊」にアレンジを加えた「清愛園音楽隊」の創作劇を行いました。今回は感染対策の必要から、事前に撮影した映像をテレビやスクリーンで園内4会場に別けて上映しました。
さて、その「清愛園音楽隊」ですが、動物たちが旅を続ける中で困難を乗り越えていくシーンや音楽の楽園という舞台「清愛園」にたどり着いた動物たちがそこに住み着く泥棒3人組との闘いのシーンなどみどころがたくさんありました。
また職員の演技に合わせて場面をイメージさせる音楽や動物たちの遠吠えなどの音響、またボス泥棒のオンステージでは花畑ステージ、動物たちの演奏シーンでは音符が踊り出すなどの合成映像を入れ、画面上でしたがご利用者さんになるべく臨場感を持ってご覧頂けるように工夫を凝らしました。
演劇の途中では、ご利用者さんにゲームなどを体験して頂き、物語の登場人物の気分になって動物を救出したり、パズルにされた動物を組み立てたり、トーンチャイムの音あてクイズなどを体験されました。
また、今年は劇終了後、事前に活動の合間で各事業ごとに練習を続けたダンスを、職員総出演のダンス動画を観ながら、会場のご利用者さんみんなで踊りました。
演劇とダンスなどを合わせて1時間ほどで今回の内容は終了しました。
終わった後、ご利用者さんからは面白かった、毎週見たいなど大変好評をいただきました。コロナの自粛ムードで生活上の制約もまだ残る中ですが、ご利用者さんのたくさん笑顔に出会うことができました。ぜひ、来年はみなさんの目の前で演劇を披露して、一緒に盛り上がっていきたいと思っています。