8月25日(日)、身体障がい者福祉センターで開催された道後喜多町町内会の防災講習会に参加しました。
まず、自主避難所となっている体育館を見学した後、地震体験車に乗りました。
阪神淡路大震災と同じ震度7を想定し、実際に揺れを体験しました。
揺れが激しく、テーブルの下に避難しようとしても、頭をぶつけたり、転がったり・・・。
せっかくの機会ということで、道後ゆうの紹介もさせていただきました。
続いて、今回一番興味のあった「避難所運営ゲーム(HUG)」を行いました。
愛媛大学の防災リーダークラブの協力のもと、身体障がい者福祉センターの体育館を大地震が起きたときの避難所として想定し、問題や課題、必要なことは何かを考えていきます。
まず、本部や通路、仮設トイレやお風呂をどこにするかなどレイアウトを考えます。
あっちがいい、こっちがいいと、グループで議論しているうちに避難者がやってきました。
次から次とやってくる「避難者」カードを振り分けていくため、即断・即決の対応が必要となります。
かなり白熱しました!!
赤ちゃん、高齢者、障がい者、ペットを連れた人・・・様々な事情を抱えた人々がどんどんやってきます。病気の人や団体旅行者、外国人までやってきました。
他にも、「イベント」カードがあり、物資の提供、避難はしていないが食料を求めてやってきた人、ボランティアの受入れ、喫煙所はどこかという避難者からの質問などの出来事に随時対応していきます。
どんどん増えていく避難者と情報に混乱しながらも、なんとか避難所を完成させていきました。
実際に避難所運営を体験してみて、まだまだ問題や課題があることに気づかされ、避難者のニーズを把握し、これらをこなしていくことがどれだけ大変かも考えさせられました。
次に、松山東消防署の方からAEDの使い方を勉強しました。
心臓マッサージのやり方も教えてもらいます。
最後に、非常食の試食会を行いました。
防災食だけでなく、普段自宅にあるレトルト食品も活用し、皆さんと一緒にカレーやパスタを作って食べました。
少しあたためるだけでおいしい!!
今回、防災講習会に参加し、災害時に支え合い、助け合うためには、日頃の地域の方とのコミュニケーションや情報交換が大事だと改めて感じました。
防災で一番大切なことは、「自分の身を守ること」だそうです。いざという時に、家族や地域の方と助け合い、少しでも力になれるよう、日頃から防災について意識し、考え、備えることが必要だと思いました。
地域の一員、道後ゆうの職員として、今後の防災対策にも活かしていきたいと思います。
道後喜多町町内会、自主防災会の皆さん、ありがとうございました。