障がい者スポーツ紹介
障がい者スポーツの普及と啓発を目的にスポーツの紹介を随時掲載し、
更新していきます。
第4回は、水泳についてです。
水泳(肢体、知的、視覚、聴覚)
障がい者スポーツにおける水泳
水泳は競技だけでなく、レクリエーションやリハビリの場でも活用され、年齢や障害種別に関係なく、幅広く親しまれています。
障がい者スポーツにおける水泳競技では、肢体障害者・知的障害者・視覚障害者・聴覚障害者が参加することができ、 基本的には国際水泳連盟の規則に従って競技が行われますが、障がいに合わせて一部のルールを変更するなど様々な工夫がされています。
障がいに応じた競技用具
・肢体背泳ぎのスタート時にスターティンググリップを握れない選手には、
補助具としてベルトを使用したり、タオルなどを口にくわえて
使用することができます。
・視覚
ゴールやターンをする時、壁にぶつからないように
タッピングバーと呼ばれる長い棒の先にスポンジなどがついているものを
使用し、ゴールやターン手前で選手の頭に触れて合図をします。
・聴覚
水泳競技ではスタート合図が電子音で行われますが、
聴覚障害の選手のためにシグナルを用意したり、
スターターの身振り(用意やスタート等の合図)がわかりやすいように
工夫されています。
障害区分
水泳競技におけるクラス分けには、種目を表す「S、SB、SM」のアルファベットと、
障がいの程度や種類を表す数字で表記されます。
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