障がい者スポーツ紹介
障がい者スポーツの普及と啓発を目的にスポーツの紹介を随時掲載し、
更新していきます。
第3回は、車いすバスケットボールについてです。
車いすバスケットボール
車いすバスケットボールとは、
競技用車いすを使用して行うバスケットボールです。ボールの大きさやコートの広さ、ゴールの高さなどは一般のバスケットボールとほぼ同じ。 近年では障がい者だけでなく、健常者の選手も増えつつあります。 起源を辿ると、第二次世界大戦後のアメリカが発祥の地といわれています。
バスケットボール発祥の地でもあるアメリカでは、障がい者を通して急速に普及しました。
現在では競技スポーツとして世界中に発展し、パラリンピックの正式種目として注目されています。
ルール
ルールは一般のバスケットボールとほぼ同じですが、車いす競技ならではのルールや得点などがあります。
○競技時間
1クォーター(10分)×4回の40分。
第1&第3クォーター(ピリオド)の間にはインターバルが2分間。
前半戦の終了後には10分のハーフタイムが設けられています。
○持ち点制度
一般のバスケットボールと異なる点がこの持ち点制度です。
各選手には障がいの程度に応じて1.0点から4.5点までの持ち点が与えられ、
選手5人の持ち点の合計が14点以下になるようにしなければなりません。

○トラベリングの違い
一般のバスケットボールでは、
ボールをもったまま3歩以上歩くとトラベリングになりますが、
車いすバスケットボールでは、
車輪を三回以上推し進めたときにトラベリングとなります。
コート
一般のバスケットボールと同じ。バスケットボール用車いすの規定
