障がい者スポーツ紹介
障がい者スポーツの普及と啓発を目的にスポーツの紹介を随時掲載し、
更新していきます。
第2回は、ボッチャについてです。
ボッチャ
ボッチャとは
重度脳性麻痺もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、 パラリンピックの正式種目になっています。また、平成33年からは全国障害者スポーツ大会の種目に追加されます。 <ルール>
ジャックボール(目標球)といわれる白いボールに、
赤・青それぞれ6球ずつ投げ、いかに近づけられるかを競います。
競技では男女の区別はなく投げ方も自由で、個人戦と団体戦があります。
☆平成33年度より、全国障害者スポーツ大会では個人競技として導入されますが、立位・座位それぞれひとりずつの二人一組でプレーします。
コート

12.5m×6mのコートを使用。
選手はスローイングボックス内でプレーします。
サイドライン、エンドラインを超えると無効球になります。
個人戦では3・4のボックス(3が赤、4が青)。
団体戦では1・3・5に赤、2・4・6が青というように交互に入ります。
区分
障害の程度により競技クラスは「BC1、BC2、BC3、BC4、オープン」の5つに分かれており、同じクラスの選手同士で対戦します。

※オープン以外の4クラスがパラリンピック等の国際大会クラス。
勾配具(ランプ)
ボールを自力で投げることが難しい方でも、勾配具(ランプ)を使用し、自分の意思を介助人に伝えることができれば競技に参加できます。
※介助人は競技中にコート内を見ることが禁止されています。
競技中は必ずコートに背を向け、選手の指示のみでランプを操作します。

ボッチャ用具は当協会で貸出しをしております。
お気軽にお問合せください。
競技規則
適用される競技規則は、ボッチャ競技規則により行われます。