先日開催された50周年記念式典内でも発表がありましたが、この度、愛媛県社会福祉事業団のロゴマークが決定しました!
以前から、「ロゴマークのようなものがあれば、事業団をもっと知ってもらえるきっかけになるのではないか」という職員の声があり、これに50周年を盛り上げようという思いが合わさり、職員みんなでロゴマークを考えることとなりました。
今回は、そんなロゴマークの制作過程や、デザインに込められた思い等を紹介したいと思います!
↑この度完成した事業団のロゴマーク
まず、ロゴマークを作成するにあたり、職員に、事業団に対するイメージについてのアンケートを実施しました。
アンケートの結果、事業団職員が事業団に対して考えていることが分かりました。
- 事業団の経営理念と経営方針の中で、事業団職員として特に大切にしたいと思っているフレーズは何ですか?
1位「真心と思いやりを持って」
2位「一人ひとりのこころに寄り添いながら」
- 事業団のイメージに当てはまるキーワードは?
1位 やさしい 2位 穏やか 3位 あたたかい - 事業団のイメージカラーは?
1位 オレンジ 2位 ピンク 3位 みどり
これらを参考に、障がい者アートコーディネーターを委嘱している株式会社MIDORIYAの和泉明子様にご協力いただき、ロゴマークのデザイン案をご提案いただきました。
いただいた3つのデザイン案を職員全員で選挙し、最も投票数が多かった一つを事業団のロゴマークとすることになりました。
そして6割近い職員が選んだのがこのデザインでした。
和泉様はデザインのコンセプトについて式典内で次のようにお話されています。
-和泉様
こちらのロゴマークは、取りこぼさない手をメインデザインとして考えました。
皆様から頂きましたアンケートの中には、マンパワーを表す言葉が多数含まれておりました。
マンパワーを表す言葉の中には、「誰も取りこぼさない」という福祉の表現も多数ございまして、取りこぼさないということを、「人の手」をメインに表現させていただきました。真ん中にございます3つの丸は、愛媛県社会福祉事業団様のスローガンの3つを表しております。
カラーは人気でありました、オレンジとピンクをメインに設定しております。グラデーションを入れることによって、皆様が思っている「優しさ」や「穏やかさ」「あたたかさ」を表現しております。
さらにこちらのロゴマークは、少し見方を変えますと、太い幹から実がなっている木に見えたり、さらには、人が向かい合い包み込んでいるマークにも見えます。皆様から頂きましたたくさんの思いをこのマークに込められたと思っております。この度50周年を記念して、誕生しましたこちらのマークが、親しまれ、愛されるものとなりますようお祈りしております。
和泉様のお力添えもあり完成した今回のロゴマーク、職員の思いがたっぷり詰まったとても素敵なデザインです。これから事業団のシンボルマークとして、たくさんの人に認知され、親しまれるものになればよいなと思います。
次のブログでは、式典を彩った障がい者アート作品や、50周年を記念して作成した各施設の作品等をご紹介したいと思います。お楽しみに!!