愛媛県が主催し、愛媛県社会福祉事業団が事業の委託を受け、9月22日、23日の2日間、障がい者権利擁護に関するセミナーを開催しました。
このセミナーは、障がい者虐待の早期発見や障がい者差別の解消に向けて、障がい者虐待に係る現状の理解と、福祉関係者に対する意識啓発や地域における関係機関等の協力体制の整備、支援体制の強化を図ることを目的としたものです。
講師には白梅学園大学教授の堀江まゆみ先生をお招きしました。堀江先生は「津久井やまゆり園」の園再生に向けたあり方を審議する専門部会の部会長務められるなど、福祉現場の最前線で活躍されています。
1日目は、一般の方などを対象として具体的な事例を踏まえながら、虐待をなくすための留意点などを解説していただきました。
2日目は障がい者福祉施設等で働いている方々などを対象として、午前中が講義、午後からグループワークの形で行いました。
グループワークでは虐待事例を基に各グループごとの積極的な意見交換が行われ、活発な研修となりました。
2日間を通して、虐待をなくすことはもちろん未然に防ぐために必要な知識、対応方法などを学ぶことができました。今回のセミナーで学んだことが活かし、障がい者の虐待防止が図られることを期待しています。
皆様、お疲れ様でした(*^_^*)