8月5日、6日の2日間、障がい者虐待の早期発見や障がい者の差別解消に向けたセミナーと研修会を行いました。
講師として白梅学園大学教授の堀江まゆみ先生をお招きし、障がい者虐待の現状等について貴重なお話を聞くことができました。
堀江先生は昨夏に殺傷事件が起こった「津久井やまゆり園」の園再生に向けたあり方を審議する専門部会の部会長を務められていることもあり、先生の具体的な事例を踏まえたお話に参加者全員が終始真剣な面持ちで耳を傾けている姿が印象的でした。
2日目の研修会では、障がい者福祉等に従事している方を対象に講義・グループワークを行いました。障がい者虐待防止という内容について事例検討を行いましたが、どのグループでも積極的な意見交換が行われており、時間があっという間に過ぎてしまいました。
2日間を通して、障がい者虐待というのはいつでも起こる可能性があり、未然に防ぐためには地域の人たちと協力することが大切だということを学びました。今回のセミナーで感じた思いを忘れることなく、これからの業務に活かしていきたいと思います。