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ほほえみブログ 愛媛県社会福祉事業団の施設情報発信ブログ

ネイチャー・トレッキング・クラブ

ネイチャー・トレッキング・クラブ(平成28年度第4回定例会報告)

2016年8月6日 土曜日

 定例会の第4回目は、クラブ初の南予地域へ足を延ばしました。日本の奇岩百選選出の西予市三瓶の須崎海岸ジオパークと寝観音観賞のクルージング・遊歩道散歩を実施。梅雨明け直後の土曜日、快晴でも海上は涼しく、船上からそして陸上から、約4億年前の縦じまの直立地層を間近かに堪能して参りました。

1 日 時   平成28年7月23日(土) 7:30~16:20

2 参加者   8名

3 天 候   快晴

4 行 程

7:30  愛媛県生涯学習センター駐車場・集合出発

     (“夕焼けこやけライン”使用・途中、道の駅双海、みなっとで休憩)

10:00   三瓶港・潮彩館・駐車場着

10:15~11:10 ジオクルージングと寝観音観賞(海上タクシー利用)

(休憩・昼食)

12:30  須崎海岸遊歩道へ移動開始

13:00~14:00 須崎観音参拝、海岸遊歩道・散策

14:10   三瓶港・潮彩館出発 

         (途中、道の駅・双海で休憩)

16:20  愛媛県生涯学習センター駐車場着・解散

 旧三瓶町朝立から車で10分、四国西予ジオパークの黒瀬川構造帯、日本ではここだけの約4億年前の地層、遥か南半球から日本までの旅路の果てに、水平だった地層も地殻変動で垂直の岩壁に、平成26年10月31日には日本の奇岩百選に登録。 火山灰が固まってできた「凝灰岩(ぎょうかいがん)」が大規模に広がり、この岩の中には原始的なサンゴ化石も見つかっています。

 今回は、三瓶港・潮彩館横から海上タクシーによるジオクルーズを実施、海上から間近かに地層を堪能するとともに、海上から見るのが最も美しい、有名な”寝観音“も観賞してきました。

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 奇岩百選・典型的な縦じまの地層。 ガイドさんによると、子供の頃はよく潜ってサザエを採ったそうです。

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真横から。 なかなかの迫力です!                   左の岩のすぐ裏(後ろ)にある、真ん中に海蝕洞のある岩

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ぐるっと一周して裏側から見たところ                  有名?な寝観音、左側が頭になるそうですが。

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真夏の雲をバックに皆さん、良い笑顔です。               海上クルージンクしたタクシー前で。 綺麗どころ五人組

 

一旦、港に戻っての昼食後は陸路に。 須崎観音に参拝ののち、海べりの遊歩道(約300m)を歩いて、今度は、引き潮の中、奇岩百選の足元まで近づいて圧倒的な威容を拝見してきました。

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須崎観音 海難者の鎮魂のために地元の奉賛会が建立       観音様へ来場を告げる鐘。 遠く三瓶湾を見渡す絶景です

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下り約五分。ウバメガシの繁る涼しい日陰を歩く。          海べりの遊歩道に着きました。 さすがに暑い!!

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午後は引き潮で本当に足元まで行けました。             海辺でなにか、見つけたようです…。

 

最後に、遊歩道散歩の途中で。 この炎暑の中、元気に咲いていました。

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  ハマゴウ                       ハマナタマメ (ちゃんと実も)            ハマナデシコ

 

【余録】

 前回(第3回)は、残念ながら雨天中止となりましたが、今回は、梅雨明け直後の好天で、年に一度は実施して いる海コースにとって絶好のシチュエーションとなりました。

 午後は炎暑に加え、油なぎの無風で、会員の皆さん、暑い中大変お疲れ様でした。 また、長距離運転の労を快く引き受けてくださったSさん、本当にありがとうございました。

 また、全く予定にはなかったのですが、海上クルージングのガイドさんに加えて、須崎観音では、地元西予市のガイド養成講座の一行とご一緒することになり、主催者のご厚意で、落石除けのヘルメットの借用とともに無料のガイドまで頂き、感謝感謝の一日でした。

 次回8月は、西予市ジオパーク第二弾、四国カルスト・大野ヶ原のブナ林の散策を、避暑も兼ねて実施する予定です。

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