愛媛県視聴覚福祉センター

　12月26日に視聴覚交流サロン「しめ縄づくり」を行いました。清水公民館第9区分館の石山様と明尾様にお越しいただき、指導していただきました。

　松山のしめ縄は、しゃくし型と言われる珍しい形をしており、しゃくしで今年1年の福をすくいとるという意味があること、縄をねじる方向は右綯い、左綯いとあり、右綯いが「俗」、左綯いが「神聖」とする考えがあるが、松山は右綯いにするなども教えていただきました。

　初心者には一人で綯う方法は難しいため、今回のサロンでは3人で協力して縄を綯っていきました。1人が縄を固定し、残りの2人が半分に分けた縄をくるくると右綯えでしっかりねじっていきます。途中で飾りの縄を追加して挟みながら、ひたすらねじっていきます。出来上がった長い縄の両端を止め、バランスを見ながら「しゃくし」の形に整えてきました。

　だいだいとうらじろを飾ると、立派なしめ飾りが出来上がりました。皆さん最初は、できないかも、、と心配する声もありましたが、想像以上に上手く仕上がり、大変喜ばれていました。