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ほほえみブログ 愛媛県社会福祉事業団の施設情報発信ブログ

道後ゆう

中・四国ブロック身体障害者更生施設長会及び職員研修会

2019年11月7日 木曜日

10月3日(木)・4日(金)に、道後ゆうが幹事施設となり、「中国・四国ブロック地区身体障害者更生施設長会及び職員研修会」を開催しました。
今回は、道後ゆうでも数年前から積極的に取り組んでいる「高次脳機能障がい」をテーマに、講演や意見交換会を行いました。

島根から高知まで、6県23名の方が参加してくれました。
研修①
ようこそ~♪

まず、所長から開会のあいさつです。
研修②


1日目の最初は、愛媛県立中央病院 リハビリテーション部 三瀬 和人さんに「高次脳機能障がい者の自立支援における神経心理学的検査の応用」について、講演をしていただきました。
研修③
言語聴覚士として実際に現場で活用している検査方法や事例についてお話があり、今後の高次脳機能障がい者への支援にも役立つ興味深い内容でした。

講演後は、施設長グループと職員グループに分かれて、意見交換会を行いました。
各施設での課題や取組み等について、活発な意見交換ができ、とても参考になりました。
研修④


交流会では、講師を交えておいしいお酒と料理を堪能し、余興では、道後ゆう職員が仮装をして、ご当地クイズを行いました。愛媛県の県獣や郷土料理など、私たち職員も一緒に参加しましたが、なかなか難しかったです(笑)
研修⑤

2日目は、伊予銀行 広報CSR室 園部 香代子さんに「今を忘れない ~高次脳機能障がいになって~」というテーマで講演をしていただきました。
研修⑥


園部さんは、14年前にバイク事故に遭い、高次脳機能障がいと診断されましたが、懸命なリハビリや就労訓練を重ね、現在は伊予銀行の広報室で映像編集の仕事をされています。
研修⑦講演では、ニュース番組で特集された映像を流したり、障がいを受け入れるまでの苦労やこれまでの経験など、様々なお話をしていただきました。
最後に、母親の真理子さんにもお話ししていただきましたが、当事者として、家族としての言葉は、私たち支援者にとって考えさせられるものがありました。

全体会では、かがわ総合リハビリテーションセンターの施設長から11月に開催される全国身体障害者リハビリテーション研究集会の内容や全国身体障害者更生施設長会の動きなどについて報告していただきました。
研修⑧


最後に、同センターの職員から、「自立訓練事業におけるエビデンス構築に向けての取組み」というテーマで、現在取り組んでいる支援プログラムにおける評価方法や基準の作成について、進行状況や今後の課題をお話していただきました。
研修⑨



準備は大変でしたが、職員が協力して、無事2日間の研修を終えることができました。
とても有意義な研修となり、今後の道後ゆうでの高次脳機能障がいへの取組みにも活かしていければと思います。

 

 

 

 

 

 

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