視聴覚福祉センターにおいて、5月と6月に視覚障がい者同行援護従業者養成研修を実施しました。
同行援護従業者とは、視覚障がい者に対する外出時の移動支援及び代読・代筆支援等を行うことのできる人のことで、資格が必要です。
一般課程では4日間、応用課程では2日間、「講義」と「実習」を行います。
- 一般課程では、同行援護の制度や疾病などについて講義します。
- 実習では2人1組になって実際に外で手引き歩行し、公共交通機関を利用した実技研修をします。視覚障がい者の方が安心・安全に移動できる支援技術と情報提供技術の基礎を学んでいただきました。
応用課程では、盲導犬ユーザーでもある講師に来ていただいての講義や、場面に則した応用技能の実習を行います。2日目は観光地での実習です。視覚障がい者の楽しい外出のために、同行援護従業者は必要な情報をどのように収集し、情報提供するかについて熱心に研修を受けられていました。皆さんお疲れ様でした。
同行援護従業者養成研修に参加される理由は、実際に事業所に登録して働くためというだけでなく、身近に視覚障がいの方がいるから等、様々です。
視聴覚福祉センターでは、この外様々な講習を行います。
視聴覚障がいについてのご相談や、こんな講習をしてほしい等ありましたら、
当センターまでお問い合わせください。