事業団事務局

　11月5日（月）に障がい者相談支援従事者対象の研修を行いました。

　この研修は、障がい者相談支援に従事する人たちの資質向上を行うことにより、相談支援体制の構築や推進について中心的に活躍できる人材を養成し、地域における障がい者相談支援体制を充実させることを目的としています。

　講師には田畑寿明先生をお招きしました。田畑先生は、長年相談サポートセンターのコーディネーターを務められた後、「Social work らぼ」を立ち上げられ、代表を務められています。また厚生労働省相談支援従事者指導者養成研修検討委員も務められるなど幅広く活躍されています。

　午前は、「障がい者相談支援の基本とこれから」をテーマに、相談支援について、関係する法律と今後の方向性を解説していただきました。午後からは、テーマを「連携・つなぎの支援」として、実際の事例を題材にグループワークを行いました。

　実例や最新の情報を交えた講義、演習は非常に分かりやすく、グループごとに積極的な意見交換も行われ、活発な研修となりました。

　研修を通して、田畑先生は、ライフステージに応じた切れ目がなく、各機関が連携した支援ができる体制を整え、地域全体がチームとして連携が図れる関係づくりをしていくことが、重要だとお話しされていました。

今回学んだことが活かされ、愛媛県の相談支援が地域全体で連携の取れた体制になることを期待しています。

　田畑先生ありがとうございました。
　参加者の皆さんお疲れ様でした。