今回の舞台は、松山のシンボル「松山城」のある勝山のトレッキング。松山城は、加藤嘉明によって1602年から26年の歳月をかけて築城されたもので、和歌山城・姫路城とともに日本三大連立式平山城として知られています。
昨年4月にトレッキングした御幸寺山の他、天山と勝山が松山城の候補地でした。当時の幕府は、第2候補地に許可を与えることが多かったので、勝山を第2候補地にして、勝山への築城の許可を得たといわれています。
9時前、県庁横の県庁裏登城道から登りはじめ、1時間ほど天守閣を楽しみました。下りは、東雲神社方面の東雲口へ向かいました。そのあと、秋山兄弟の生家周辺を歩いて、ランチをして14時前に解散しました。
この日の天気は快晴で、周辺の眺めも最高で気持ちの良い休日、トレッキングとなりました。
さあ出発!
松山城前で坊っちゃんマドンナと
天守閣からの眺め
1年前に登った御幸寺山(みきじさん)
松山城から望む身障センター周辺
山頂広場に咲くツツジ
東雲神社で咲く松山市の天然記念物に 指定されているヒトツバタゴ(なんじゃもん じゃの木ともいいます)白雪のような見事 な花をつけ、香りも広がっていました。
そのほか、ソメイヨシノは終わっていますが、
八重系の里桜や大島桜が咲いていました。
最後に、秋山兄弟の生誕地へ。馬にまたがった秋山好古大将像と秋山眞之中将像前で。二人は、向かいあっていました。そして、秋山兄弟の他松山にことについて観光ガイドさんの話を聞いていて、驚いたのがこの6人の中に伊佐庭如矢の子孫の人がいたこと。伊佐庭さんは道後湯之町の初代町長として、道後温泉の改築や道後温泉を観光地として発展させるとともに、松山城を廃城の危機から守った人物です。現在、松山の観光の中心である松山城、道後温泉と多くの人が訪れる二大観光地があるのは、伊佐庭さんのお陰なのでした。
松山や松山城の歴史にふれながら観光客気分を味わった一日でした。
今回は、余裕のある日程でのんびりとウォーキングを楽しめました。参加した皆さんおつれさまでした。 参加できなかった方も次回は、お山へ出かけましょう。愛媛の山や自然が皆さんを待っています。